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偏向シールド発生装置の創作 その3

2週間ほど前になりますが、朝起きて右手の指を曲げ伸ばしした時に、僅かに小指と薬指に痛みを感じたのです。

その後仕事で終日マウスを動かしていると、特に小指の第二関節の痛みが増してきて、それで近所の整形外科で診てもらったのです。そして腱鞘炎の類のものではないかと診断されました。

痛みの主な原因は指先の使い過ぎではないかと言われました。

普段重い物を持ち運びすることはあまりないのですが、確かに指先はよく使います。それも仕事だけでなく、プレイベートの方がより使っている気がします。笑

そもそも病院の先生は「指をできるだけ使わないよに」とおっしゃいますが、利き手である右手の指を使わないことなんてできませんよ。笑

それで湿布を加工して簡易の小さなコルセットを作り、できるだけ小指が曲がらないようにしたのです。

これでマウスの操作時に随分痛みを感じなくはなったのですが、創作活動が思うように出来なくて大変困っています。(それでも創作は止められないのですが)笑

本当に小指って大事なんだなと実感しています。小指が曲げられないと他の指も全然思うように動かせないのです。

 

と、久しぶりに長い前書きでした。ここから本題です。

前回の記事に掲載したこの画像。多面体のドームの下にある支柱部分について書きます。

いくつかの画像から採寸した結果、この円柱の直径は約19mmだと判明しました。それで【プラストラクト】のパイプからこの直径に近い物を探したところ、ぴったりのサイズの物がありました。

私の判断では、これはABS樹脂製パイプの【VT-24】(直径19.1mm)としました。ですが楽天市場で3,718円と少々お高い。それに無駄に長さが900mmもあります。笑

それでこれに代わる物がないかと調べてみるとやはり有りました。ブチレイトパイプの【TBL-24】です。ですが私は以前ブチレイト(ブチレート樹脂)素材の扱いに苦労した思い出があるので、これは完全にパスしました。

そして辿り着いたのが透明アクリルパイプ【AT-24】880円です。強度的にも価格的にもこれに決まりました。

いつものようにパイプを斜めにカットするための展開図を作成し、この型紙をパイプに貼ってカットしました。右にあるパイプカッターは円柱の軸に対して直角にカットするためのライン入れに使いました。因みにパイプカッターではアクリルパイプはカットできません。割れてしまいます。

 

とまぁここまでは前回の記事の補足的な内容でした。ではその後どんな創作をしていたのかと書きますと、この円柱部分に付く【プラストラクト】のパイプ(丸棒)についてずっと調べていました。このブルーで示した部分です。

艦橋を正面から見たときに、支柱の円周前後左右4箇所にあるこのパイプの集合体の、そのパイプ一本一本の太さを調べていました。それはもうひたすら。笑

結論を言うと、ここに付くパイプの太さや数に規則性はありませんでした。ILMのスタッフがランダムに取り付けたと考えられます。それをできる限り正確に再現しようと考えたのですが、これがとんでもなく大変な作業でした。

参考にしようとする画像全てに、この支柱を囲むように取り付けられた【プラストラクト T型鋼 TFS-1】や、前回の記事で書いた【グナイゼナウ(シャルンホルスト)】のパーツの影があり、それらが邪魔して解明を困難にさせていたのです。

そして更に、その解明した【プラストラクト】のパイプ(丸棒)を揃えるだけでも一苦労でした。笑

これが100%正解と言い切る自信はないのですが、何とか痛い指を駆使して今ここまで創作を進めたところです。こんなことを続けていては指は良くなりませんよねぇー。

ではまた。

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