昨年末に投稿した『スター・デストロイヤー艦橋の創作 その4』の記事の中で、艦橋のネック後方にあるこの部分のパーツ解析について書いています。
あ、投稿した画像によってこの部分のゴチャメカが有ったり無かったりしますが、それは創作の効率を考えて取り外しができるようにしているからです。
自力でここまでパーツを見つけ出しましたが、それでもまだ不明な箇所がいくつか有って。それが理由でパーツ解析の記事を書くのを躊躇しています。
それで先に進めずモヤっとした気持ちになっていましたので、その気晴らしのつもりでついタイ・ボマーに手を出してしまいました。笑
記事タイトルの『爆弾投下用シュート』と言う名称は、Wookieepedia(ウーキーペディア)から引用させていただきました。つまりはこの部分のことです。
この部分は現在も入手可能なキットのパーツだけで形成されています。それらのパーツは全部揃っていますし、見る限り難しい加工も必要無さそうでしたので「作ってみようかなー」なんて軽い気持ちで取り掛かってみました。笑
この部分のメインパーツは【ハセガワ 1/72 ドイツ 600ミリ自走臼砲「カール」貨車付】の砲塔に付く緩衝器です。それが贅沢にも2つ使われています。
それぞれ中央(赤のライン)でカットされ1つに接合されているのですが、そのカットされる幅が左右で僅かに違っています。と、海外の掲示板RPFに書いてあります。笑
それって教えていただかないと、案外自分では見落としてしまうことがあるんですよね。先人からの情報はとても貴重です。で、ちゃんとその幅を測ってカットしました。
それからこの【カール】の緩衝器のパーツに挟まれる中央のパーツは、RPFではこれも【カール】と表記されていますが
これは【ハセガワ 1/72 ドイツ列車砲K5(E)レオポルド】のB26パーツです。RPFにある情報を参考にしつつも、情報の間違いを見分けるのもまた重要なことです。笑
これも贅沢に僅かこの部分だけがカットされて使われています。
それからRPFにある情報でもう一箇所間違いがあります。2つ上の画像でブルーの矢印で示したパーツ。ここでは【カール】のパーツとちゃんと表記されていますが、なぜか【タミヤ 1/35 ドイツ 20mm4連装高射機関砲38型】のF2パーツを使われている方が何人かいらっしゃいます。
これは正しくは【カール】のC17パーツですよね?(誰も使ってなくて、ちょっと不安になります)笑
加工する前のC17パーツを撮影し忘れたので、スター・デストロイヤーの「通信タワー」の土台に使っている画像を載せます。このイエローで示したパーツです。
そしてすんなり完成しました。
パイロンの船体との接合個所は今は適当にカットしています。最後に船体に付ける際に修正するつもりです。
【タミヤ 1/35 ドイツ ハノマーク兵員輸送車】のA13パーツは、ポッドの前面と後面ではそれぞれ付く向きが違いますので注意して正確に再現しました。
底部はこのような形状に開口しています。【レオポルド】のパーツの裏面に補強のためのプラ板を貼っている工作をRPFで見ますが、これは私は必要ないと判断しました。
また、イエローで示したドットは、私はピンバイスではなくペンによるマーキングだと判断し、今の段階では再現はしていません。真実をご存知の方は教えてください。
と言うことでタイ・ボマーの創作をしてみました。簡単な創作でしたので気軽にできました。
但しこのタイ・ボマーの創作はとても沢山の方がされています。慎重に間違いのないようにしないと。皆さんから総ツッコミされないようにしないと。笑笑