前回の記事の最後でお伝えした通り、胴体内部のパーツが内壁に干渉してうまく収まりません。
私がいつも「底面」と明記しています、ピンクで示したこの部分のことです。そもそもここをぴったり内壁に合わせて創作したのが収まらない原因のようです。
いつもこのブログにコメントをいただく健太のパパさんから「そもそもこの部分は実物の撮影用モデルでは別パーツです」と指摘をいただき、「確かに!」と今更ながらそう思ったのです。
と言うか、最初から気付いていて当然の事実が頭から抜け落ちておりました。笑
この画像は書籍『シネフェックス』に掲載されています小さなモノクロ写真です。そもそもこの写真を40年以上も昔から私は見てきました。
それなのに私がこのAT-ATの創作の参考にしているバンダイのキットのこの部分が一体パーツなので、同じようにそう再現すればいいと簡単に考えてしまっていたのです。
しかし今更ながらガッツリ固定したこの底面部分を切り離したくない私としては、この底面の外縁を少々削ればちゃんと収まるんじゃねいかと考え、削っては嵌めるの作業を幾度か繰り返していました。
が、その際にあっさり解決方法が見つかったのです。笑 良かった良かった。
その方法とやらは後でお話しするとして、問題が解決したらこの底面にもパーツを取り付けて完成させたいと思い立ちました。
つまりここまでが前書きで、ここからが今回の記事の本題となります。
さて、ここに付く大きなパーツ【タミヤ 1/35 ゲパルト 西ドイツ対空戦車】は『AT-AT 胴体部分の創作 その9』で既にカットが済んでいますので、すぐに取り付けられるのですが、私はここでもう一手間掛けることにしました。それはこのパーツの「穴埋め」です。
【ゲパルト】のパーツには幾つかの大きなダボ穴があります。この穴を塞いでおかないと、そこからパーツの中が空洞であるのが見えて少々格好が良くないのです。
なので私は、この様にこれらの穴を塞ぎました。この作業を済ませておけば、後はいつもの楽しいパーツ付けです。
で、この部分も前回の内壁の記事と同様、あっという間に完成させました。
但し幾つか未解析のパーツがありますので、それらは今回は取り敢えず保留としました。
んー格好いい!
では最後に、なぜこの底面が無事胴体内部に収まったのかを書きますと。
イエローの円で示した部分の底面と内壁が干渉していて、それを避けるために胴体内部の向きを変えようとすると、今度はピンクの円で示した臀部にある【Sd.kfz223 無線指揮車フンクワーゲン】のパーツと、【サターンV】のパーツがぶつかってしまっていたのです。
ですがふと気付いたのです。この【サターンV】のパーツが外れることを。笑
で、外した状態で嵌めてみると難なくスッポリと収まりました!
底面の外縁もある程度削り落としてはいますが、ネットにあるAT-ATの実物モデルのような、内壁との間に大きな隙間を作る必要はありませんでした。なので今の時点では、隙間のない状態のままにしておこうと考えています。
この胴体内側のこれらのパーツは、今後も外せるようにしておかないといけないですね。
てことで今回はここまでです。
このまま続けて胴体内部のパーツ付けを進めていこうと考えています。
ではまた。