気付けばもう12月。それも後2週間足らずで2021年が終わろうとしていますね。師走だからと言う訳ではないのですが、ここ最近はのんびりと創作をして過ごす休日がありませんでした。
ですが今週末は久しぶりにノープランの休日でした。外は今季最強の寒波到来と言うことで、雪の被害に遭われている方々には申し訳ありませんが、自部屋にこもってのんびりとAT-ATの創作を進めるには絶好のシチュエーションです。
浮気をして『007』以外のスパイ映画をBGVに創作をしていました。ですが頻繁にストーリーに見入ってしまい作業効率がとても悪かったです。当然ですが。笑
前回の記事で書きました中型ブラスター砲の側面に付くガードの図面作成に案外時間が掛かってしまいました。
と言うのも、作図の基にするネットにあるAT-ATは、個体によりこのガードのサイズが微妙に違っていたからです。
これは2年前に日本でも開催された『STAR WARS アイデンティティーズ ザ・エキシビジョン」に展示されていたAT-ATの画像です。
そしてこれはネットでも一番よく目にすることが出来る画像で、『帝国の逆襲』撮影後に関係者に贈呈された複製されたAT-ATです。(上の画像と比較するために左右を反転して掲載しています)
これに付く中型ブラスター砲のサイドガードは、上のエキシビジョン版AT-ATの物よりも横幅があり、厚みもあります。
私は当初個体差があることに気付かず、鮮明な画像の多いこの贈呈版AT-ATを基に作図をし、創作を進めていました。ですが出来上がった立体物を目にするとどうも野暮ったく見えてイマイチ格好が悪かったのです。
一番上に掲載しました図面で記したガード本体①の厚さは当初1.0mmとしていたのですが、0.8mmで作り直しました。0.8mmとは中途半端なサイズに思われますが【プラストラクト】には厚さ0.8mmのスチレンシートが存在します。
また、ガードの外面に縁取りされている②のディテールの幅は、贈呈版AT-ATでは1.4mmもあるのですが、エキシビジョン版AT-ATを採寸すると1.1mmでしたので【プラストラクト MS-204 プラ 長四角棒(0.5mm×1.0mm)】を使用することにしました。
0.2mmなんてごく僅かな差異に拘って、きっと神経質に聞こえると思いますが、これが結構完成した立体物の印象を変えてしまうのですよ。
左が最初に作った厚さ1.0mmの物で、右が作り直した厚さ0.8mmの物です。この違い分かりますか? 全然分かりません!? 平面の画像で見るよりも実際に立体で見るとかなり違うんですよ。笑
因みにガード内面のディテールも大きく変更しています。
一番上の図面の④のパーツの形状は、この画像を見るとシンメトリーになっているのが分かったのでそのように作り直しました。
初めはもう少し簡単に出来ると思っていたのですが、作り直しを繰り返していた為に案外時間が掛かってしまいました。
で、何とか完成したのがこれです。
書き忘れていましたが、一番上の図面の③のディテールには【プラストラクト TFS-2 T型鋼】を使用しました。
サイドガードがブラスター本体に付く位置も、エキシビジョン版AT-ATと贈呈版AT-ATでは随分ちがうのですが、私は本体の後方端に付いているエキシビジョン版を再現しました。
片側1つを創作するのに随分手こずってしまいました。只今もう片方を絶賛創作中であります。
丁度いい区切りとして、なんとか今年中には「中型ブラスター砲の創作」を終えたいと考えています。
ではまた。