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中型ブラスター砲の創作 その1

前回の記事の最後に宣言した『中型ブラスター砲』の創作ですが、資料集めと作図に思いのほか時間が掛かってしまいました。まだまだ創作自体は始めたばかりなのですが、今回は途中経過をご報告しておこうと思います。

まず、私が言う『中型ブラスター砲』とは、書籍【スター・ウォーズ クロスセクション】にその名称が記されている、AT-AT頭部の両サイドにあるカノン砲のことです。

ネットで画像を探してみると、3種類の造形の違う物を見つけることが出来ます。

私が造作しようと考えているのは、ブラスター上部の『照準用距離測定器』が【タミヤ 1/35 ドイツ 20mm4連装高射機関砲38型】の機銃パーツのタイプです。画像の上段のやつです。『帝国の逆襲』の劇中に登場するのはこのタイプで、【バンダイ 1/144 AT-AT】の造形もこれを再現しています。

ではなぜ下段の2種類のタイプが存在するのか。調べて記事にしようかと考えたのですが、『中型ブラスター砲』の創作には必要のないことなので止めました。笑

 

で、ネットの画像や書籍『スター・ウォーズ・クロニクル』にある写真、そして【バンダイ  AT-AT】のパーツを元に作図を繰り返しました。

作図をしているPCの画面をそのまま写真に撮ってみました。画像の掲載方法が安易かつ雑で申し訳ありません。笑

作図をしていて判明したのが(あくまでも私個人の解釈ではありますが)、ブラスター本体のピンクの部分が【プラストラクト パイプ TBAL-12】、黄色の部分が【プラストラクト パイプ TBAL-16】ではないかと思われます。

これはどちらもABS製のパイプなのですが、私はより加工がしやすいブチレート樹脂製の【TBL-12】と【TBL-16】を購入してみました。

私はパイプをカットする道具として画像にあるパイプカッターを使います。色んなメーカーから販売されていますが、私が持っているのは【藤原産業 SK11パイプカッター PC-22】 です。

コンパクトで安価、それなのにほぼどんな素材のパイプでもカットしてくれます。これで正確な直円柱を簡単に切り出すことが出来ますからとてもおすすめです。

以前【アルゴノーツ 1/4 エンドスケルトン】のシリンダーをアルミパイプで自作する際に大変お世話になりました。

またこれもPCの画面をそのまま写真に撮ったものですが、重レーザー砲の創作の時と同じように型紙を作成する方法でパイプをカットしました。

ブチレート樹脂製のパイプは以前マンディブルの穴メカを創作する際に、この素材は使用しているのですが、今回改めて使用するとなんとも加工がし辛いと感じました。

プラ用セメントでは接着されないのですが、パイプ自体はセメントを塗布すると溶けるのです。更に瞬間接着剤でも溶けます。そのくせ接着力はとても低いのです。笑

そしてABS製の物より柔らかくて加工は楽なのですが、反面強度が低いので、変形しないようにタミヤパテを詰めることにしました。結果的にパテがカスガイの役目にもなり、接合面の強度アップになってくれています。

『中型ブラスター砲』の創作は今の所ここまでです。

重レーザー砲よりも小さいので、1つを創作して複製する方法は取らず、同時に2つ創作することにしました。理想は3つ創作して、より綺麗に出来た2つを採用するのが良いのですが、3つも同時に創作すると逆にモチベーションが保たないので止めました。笑

では。

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