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上面左舷後方の穴メカ 解析と創作その6

前回の記事で大袈裟な予告をしてしまいました。正直そんなに煽る程の事で無いのです。ごめんなさい。

では、どんな事実に気付いたのかと言いますと、前回までにこの様な創作をしていましたが

事実はこうだったのです。

この穴の底面は1枚のフラットな物ではなく、画像の様な2段になっているのでした。

ネットでよく目にするこのメジャーな画像も、注意して見るとちゃんとその面の境目が写っていました。

この境目の外側は影が大きく、底面が深くなっていることが今更ながら分かります。別の画像にもその境のラインはちゃんと写っています。

更にこの画像を見ると、それぞれの底面が平行ではない事が分かります。

【タミヤ 1/12 DFVエンジン】パーツのライン(ピンク)と、その横にある【タミヤ 1/35 20mm4連装高射機関砲38型】のパーツの付いている角度(オレンジ)が違います。

この2つのラインの角度差を再現すると、かなり大きく創作し直す必要がありました。

穴の上側の壁面の高さ(つまり穴の深さ)は、結果今までよりも約3倍近くになりました。

この2段の面の再現はDeAGOファルコンだけでなく、MRファルコンでも見落とされていますので、やる価値は大いにあると思います。

これまでは右舷の穴メカに比べフラットで単調な印象があったこの左舷の穴メカですが、案外立体的であったことが分かりました。全てのパーツを一旦綺麗に外すのはとても大変な作業でしたが、それでもやり直して良かったと思います。

 

と。ここまでの記事は当初書く予定にはしていなかった内容で、今回書こうと思っていた本題はここからです。笑

ファルコンの船体には数え切れない数のパイプが付いていますが、私はこれらを出来れば全て自作して付け替えようと考えています。(先が長いなー)

ですのでこの時点でちゃんとした検証を一度しておきます。ちょうどこの穴メカには紛失した物も含め沢山のパイプが付きますから。

 

あまり多くの素材の物を揃えても仕方がないので、よく模型製作に用いられる3種類の金属線、アルミ線・銅線・真鍮線を比較検証してみます。

まずその前に今回ご紹介するのが、こちら【自作ベンダー】です。(テレビショッピングか)笑

市販品に丁度良い物が無いせいか、多くの方が自作されているのをネットで目にしますので、私もオリジナルの物を用意しました。

材料は ◎長さ15cmのスチール製ステー ◎ステンレス製M4ボルト ◎M4ナイロンナット ◎M4ばね座金 ◎4mmと5mmのスペーサーです。

仕事帰りに東急ハンズで購入しました。近くのホームセンターよりも若干単価が高いかも知れませんが、それでも1,300円程度で立派な物が揃いました。これの作り方や使い方はネットを検索してみてください。笑

と言って全て省略してしまうもの不親切ですので、一応使い方の画像を載せておきます。ここに金属線を挟み2本のステーを広げると、はい。曲がりました。

私のこのベンダーの特徴は支点となるボルトをギリギリまで削って細くし、曲げた時に金属線のRが出来るだけ小さくなる様にしています。

強度が気になる所ですが、ステンレス製のボルトを使用していますので、ESBファルコンに見られる2mm径程度のパイプを作るには問題ありません。多分。

 

このベンダーで曲げたそれぞれの金属線です。

素材の色を見ていただくと分かると思いますが、左からアルミ線・銅線・真鍮線です。見比べやすい様に先端にサーフェイサーを吹きました。

素材の硬さによって曲げた箇所のRの大きさに違いが出ました。またアルミ線は柔らかい為、加工が容易な反面どうしても曲げ部分が減肉します。(ピンクの矢印)

上の結果から、2mm径のパイプを再現する場合は主に銅線を使用するのがいいようです。画像のイメージに一番近いと感じます。

次に1.5mm径の物を比較しようと考えたのですが、残念ながらこの太さの銅線を購入することができませんでした。

一番右はアルミ線です。あまり目立ちはしませんがやはり曲げ部分が減肉しています。その他の2本はどちらも真鍮線です。一番右はベンダーで曲げた物ですが、やはりRが大きくなってしまいました。真ん中の真鍮線はペンチを使って出来るだけRが小さくなる様に曲げた物です。但しペンチを使うとどうしても、曲げる箇所を見定める事が困難で失敗ばかりしてしまいます。

上のESBファルコンの画像と比べると、真ん中の真鍮線とアルミ線の中間ぐらいのRがちょうど良さそうですね。これを再現するにはやはり1.5mm径の銅線を手に入れるか、別のサイズのベンダーを作る必要があります。

と、ここまで記事を書いていたら、私の中のもう一人の私がこう言いました。「細かい事を気にし過ぎ!」って。笑

続く。

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